vol.4 ”パラリンピックって、結局のところどうなん? ”

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こんにちは。 少し日が開きました。 僕の住む大阪は、桜も終了です。 

”パラリンピックって、結局のところどうなん? ” 障害当事者のくせに、気分がいまいち盛り上がらないアダチサトシの今回のテーマです。 知人ににパラリンピアンがいるのはもちろん、開催まで500日を切っている中での水を差すような発言、なかなか勇気がいります。 慎重に言葉を選んでいるつもりですが、それでもどうなんやろう? です。  

①宿泊について 東京って基本的に、障碍者に向いていないと思うのですよね。 土地が狭すぎる。。 私自身が数年前に実体験、大弱りした実例です。 ネットで予約し、念を入れ電話確認までしたホテル。 チェックインしてほな、というところで車椅子の僕はエレベーターに乗らない。 日本人としては大柄な僕(身長180センチ強)はアウト。 どないすんねんとなって、急遽、別のホテルを探してもらいましたよ。 車椅子が旋回できない、シャワーも浴びられないケースもありました。 数年前のこと、今も大して変わらない。 

競技する選手たちは選手村などに泊まれるわけで、さほど問題にはならないだろうけど、応援や観光に来た外国人はどうするんだ?   

②移動について 【ジャパンタクシー】https://www.youtube.com/watch?v=YEVlU58BJbY が新開発され、 僕の住む大阪でも見かけるようになりました。 ですが新車お披露目は、ユニバーサルを謳い全ての車椅子が乗車できるかのような期待を持たせたので、クレーム続出です。 カイゼンにより、当初よりは要する時間は劇的に短縮されましたが、 トヨタ・シエンタベース、LPGとハイブリッド駆動なのでムリなんです、しょせん。 圧倒的にスペースが足りない。 車高とホイールベースが短すぎる。 「予約なしで車いすのまま乗れますよー」って、思いこんだ分、落胆が大きかった。 応援や観光に来た外国人はどうするんだ? 

ボク?180センチ以上の身長なんで無理っすね。  

③道具スポーツ面について 競技用の義足や車いすは高度に設計され、カーボン等最先端素材や技術が満載です。 既製品でも5~60万円、フルオーダーで1000万を超えるものもあるようです。 つまりは道具スポーツ。 金銭面等のサポートを受けられた選手が強い。 現実、カネがかかりすぎる。  

長々書きましたが、当然プラス面も大きいです。 障碍者が人の目に触れる機会が多くなった分、物珍しく刺すような視線は減ってきました。 かわいそうなものとして、扱われる機会も減りました。 法的なものもあり、微かですが雇用も増えました。 自転車事故で車椅子生活となった超大物政治家もいます。 パラリンピックを起爆剤とした価値観変化の兆し、ありかと思います。 障碍者を力づける、勇気づけるものとして、メダリストは輝けるかもしれません。  

パラリンピックにピュアネス求めるなど、過去のこと。 ”参加することに意義 ”がある時代はとうに過ぎ、障碍者もメダル獲得のためには金を注ぐことになります。 巧妙に商業化されたビジネスパラリンピックに、感動ポルノ的に利用されて終わり、な気がしてならないのです。 24時間放映しているテレビ番組におけるマラソンと、同じにように扱われている気がするのです。 古代ローマコロッセオの剣闘士を思い浮かべる僕は、妄想に過ぎるのでしょうか。 知人たちはみなタフで問題ないと思いますが。

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