Vol. 3『ジリツ 自立 自律 … ジリツ意識がコリツになってへんやろか?』 というお話。

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今回いわゆる障碍者や子育て中のお母さん、お年寄りまで含まれますし、すべての方にいえるかと思います。 「おおきなおせわ」やったらごめんなさい。

自立 自律。 意識が強いあまり、結果として孤立になってないかと。 もうちょい上手に頼ってもええんとちゃうかと思っています。 友人にご近所さん、地域コミュニティに行政…チャンネルは多いほどええと思います。

一応改めて大辞林や研究社の和英辞典を引いたりなんかしますと、 「自立」は 他の助けや支配なしに自分一人の力だけで物事を行うこと。ひとりだち。独立。 英単語では independenceや self‐supportのようです。 「自律」は 自己の欲望や他者の命令に依存せず、自分の行動を自分の立てた規律に従って正しく規制すること。 英単語は self-organizedやautonomousがあてはまるようです。

古来からみんな悩みまくってるようで、深~いふかい湖上で静かに船を漕いでいるようです。 水面に顔を映しこんでるようです。 身投げする人がいてもおかしくはない… カント倫理学の中心概念です。

(因みに重度障碍で独り者の私には強く”自律”が求められました。 ヘルパーさんはじめ、何かと他にお願いする機会が多いもので。 例えば電球交換、浴槽洗い、シーツなど干したり。 やがては、排せつ介助も必要になるでしょう。 でもこれは保育や地域巡回バス課題と、あまり変わらない)。

強く自立(自律)しようと思うと、結構大変です。 お金をある程度持たなきゃならない、人の助けを借りてはいけない、自分の意見をしっかり持たなきゃならない…大変です。 ものを買うには?サービスを受けるには?エエカッコもしたいし、しっかりとした人だとも見られたいし(笑)ホンマ大変です。 何事もないかのごとくに振舞わなければならないし、訊かれたらホントはそうじゃなくても「ダイジョーブ!」って云わないといけないしねぇ…。

だけれどそれは結果的に、”孤立” を産みかねないのじゃないか?と危惧するわけですよ、僕は。 孤立して他を寄せ付けないのはしんどいですよ。 負けることの許されない将棋の名人位じゃないのだから。 強く見られがちな人に限ってポキっといきがちです。 硬いだけの刃物にはしなやさが足らず、折れやすい。 垂れ下がってるヤナギは強風を受け流しているし、根っこは保水力に優れる。

もっと他を頼ってもいいんじゃないのか? 利用してもいいんじゃないのか? システムであったり、人力であったり。 あんがい ”おかげさま” って、国や言語、文化が違っても通用するもんですよ。

ただし、できるのに”できない”って言うのは、すぐにばれます。 甘えんな!って言われます。 余計に本人は追い込まれます。 『上手に~』 って、意外に難しいものですが。

超・余談ですが、大阪には「アメちゃん文化」がありまして、とても素晴らしいものです。 電車バスで隣り合わせると、まず「にいちゃん、飴舐めるかー?どっからきたんや?」と、なります。 2~3分後には、もうオトモダチ。 こういう人間関係、すっごく大事!

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