世界ランキング37位 日本人の英語力

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そしてアジアでは28位。下を向いてはいけないけれどラオスとカンボジアの次が日本という最下位から3番目の成績。

私が英語勉強法を教え始めたのは1976年頃。当時と今の日本の英語教育内容と英語に対する日本人の考え方は何も変わっていないと言って過言ではない。

英語は学校の教科の一つで大学に入るために勉強する。だから大学に入ったらそれで終わり。2度と英語に触れることも無い学生が大半。

このままだと永遠に日本の英会話ビジネス(TOEICも含めた金儲け)は廃れることはなく、英語が使える事を特別視する習慣も変わらないだろう。

某大手通信事業および投資会社では英語が高いレベルで使えるとすでに特別扱いを受けるという。まるで昭和のままである。

インドネシアの首都ジャカルタに行ったことがあるがタクシーの運転手がブロークンではあるけれど英語でコミュニケーションを取ることは当たり前。香港でも同じ。

年間に英語教育に費やす金額が2,000億円を超える(出典:矢野経済研究所)という日本が、年間に国民一人あたり25円使うタイ国より英語のレベルが低い事実を認識しなければならない。

英語が他のアジア諸国ほど浸透しない理由のひとつに「島国」がある。まったく陸続きではないのですべて日本式でなんでも足りてしまう。言語はおそらくもっともその影響が大きい文化なのかも知れない。だから日本国内なら教室では英語を学んでも一歩外へ出れば英語を使う必要が無い。必要が無いから使わない。使わないから身につかない。というループを永遠に繰り返す。文科省も総理大臣もこれをどう考えているのだろうか。

40年アメリカに住んでいる間に会った日本から来たビジネスマンで英語が上手く使えるなと思った人は10人もいない。どんなに高学歴、有名大学出身者、英文学部出身者でも同じだった。

語学というツールを甘く見ている人たちのなんと多いことか。語学は学問とは違う性質を持つ。言語学なら学問だけれどいくら英語を学んでもそれは単なる語学というツールでしかない。しかし、そのツールが使えるものでないと意味がない。

韓国の高校生が日本へ来て日本の高校生と討論会をした時、韓国の高校生の英語レベルがあまりに高く、日本の高校生はついて行けなかったと友人の校長が話していた。韓国には外国語高校というものがあると聞いている。すでに高校生から外国語を専門に勉強している。使えるツールとして。

また、日本の英語教師はTOEIC730点以上が27.7%しかいないという数字もある。私はTOEICはビジネスで企業がそれに踊らされており、社会人もそれに乗っかっているだけだと見ている。現にアメリカではTOEICの知名度はゼロに等しくその価値も同じである。誰もTOEICなど聞いたことが無いと言う。

少子(超)高齢社会、多様性に乏しいなど日本が今後衰退する要素はたくさんある。しかし、一つだけ日本がこれからも輝き続ける可能性がある。それは教育だ。「1億総職人」と言うくらい仕事やマナーが丁寧な国はアジアの他の国は日本をおいて他に無い。平均的教育レベルの高さや国家としての経済基盤もアジアの隣国など問題にならないほど深く大きい。

神田敏晶さんの記事も興味深い。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20140428-00034870/

日本よ目覚めよ!


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