1000回練習

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 歌の練習をする場合、素人は300回ほど練習すると結構上手くなる。そこで満足してしまう。カラオケのレッスンをするようなクラスではその程度でも十分上手いと言われるレベルに達する。 しかし、プロは同じ歌を最低1000回練習する。なぜ同じ歌を1000回練習するかと言えばそれは歌が上手になるというレベルを超えるためだ。つまり、同じ歌でも300回くらいでテクニカルに上手くなるが、その上を行くニュアンス、センスになるとさらに3倍の努力が必要ということになる。先週までここをこんな風に歌っていて違和感がなかったが今週から少し歌い方を変えてみたらさらに良くなった。こんな発見は300回の練習を超えた者にしか訪れない。

英語の練習も同じである。私の場合中学の時、letterという発音をネイティブ並に「レター」ではなく、「レラ−」と聴こえるが決して「ラー」という発音ではないことに気付いていたので毎日練習した。ラジカセに何度も録音するとカセットテープがすり減って音が劣化する。そこまで練習する。風呂に入っている間も”letter”の発音を続ける。そして発見したことは後にアメリカ人の教師が教えてくれた発音方法と同じだった。「レラー」ではなく、どちらかと言えば「D」の音に近いことがわかった。「レダー」と「レラ−」の中間の発音とでも言うものだった。 要はそれくらい同じことを繰り返すことで学習効果が向上するということであり、それは今日の脳科学も証明している。1000回練習をするために必要なものはお金ではなく時間だ。時間がないなら時間を作る。そして自分に練習の継続を強制する。やらねば到達しないことを念頭に置く。

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